ホームシアターのある家に
ホームシアターリフォームのポイント
Point1. 内装材
天井や壁に音を吸音する効果のある素材を用い、防音ドアなどで防音対策を。
また、音を反射、拡散させるパネルなどをプラスすることで音響効果をアップさせることができます。
機能はもちろんインテリア性にも配慮して選びましょう。
[例]
⇒天井材・・・高い吸音性能に健康機能もプラスした天井材
⇒壁材・ドア・・・音の響きを向上させる音響用壁材と音漏れを防ぐ防音ドア
Point2. 窓
防音対策や遮光対策でポイントとなる窓。二重窓などで遮音性を高めましょう。
雨戸や防音カーテンを取り付けるのも効果的。また、部屋を暗くするには遮光カーテンが手軽でおすすめです。
[例]
⇒内窓・・・窓の内側に設置して二重窓にすることで防音効果を高める樹脂製の内窓
⇒カーテン・・・優れた遮音性能を発揮する質量の大きいカーテン
Point3. 収納
ブルーレイやDVDなどのソフトやAV機器をすっきりと納めるための収納を整備します。
スペースに合わせて造れるオーダー家具やシステム収納がインテリア性も高く、おすすめです。
[例]
⇒システム収納・・・大型テレビやAV機器を美しく収納。配線をスッキリ
⇒壁厚収納・・・大型のテレビも省スペースで取り付けできる壁厚収納
Point4. 照明
スクリーンやテレビの画面に直接照明が映りこまないように配光を考えます。
画面の背景は明るく、部屋全体は適度な暗さに。防音型のダウンライトや間接照明を組み合わせて、シーンに合った演出ができる工夫を。
[例]
⇒調光システム・・・シーンに応じてすべての光源の調光が1台で可能
⇒シーリングライト・・・2つの光源で様々なシーンが演出できるファミリーシアター向けのバンクライト
Point5. 電源・配線
AV機器やスピーカーをつなぐ配線をきれいに隠すことも重要。天井や壁に配線する以外にも専用部材で施工することですっきり収めることができます。また、多くのAV機器を用いるために必要な電源も、あらかじめ多めに設けておきます。
[例]
⇒ターミナル・・・シアタースピーカーの長いケーブルを壁内配線できる埋込式ターミナル
⇒コンセント・・・大型テレビやプロジェクターの床置きに最適な床用コンセント